MAZDA2のモータースポーツベースグレード
「15MB」の未使用車が入荷しました。
車両情報はこちらです
MAZDA2は生産終了となるため、
当店にとっては、おそらくこれが最後の入荷になります。
そう考えると、やはり寂しいですね。
僕はもともと日産がルーツでしたので、
MAZDA2の前身であるDJ DEMIOは、
僕が最初に本格的に触ったMAZDA車でした。
初めて乗ったときに感じたのは、
コンパクトカーとは思えないボディー剛性の高さや
それに加えて、所々にドイツ御三家を意識したとしか思えない
外車チックな構造を持つ部分があったりして、
「きっとクルマ好きの変態が集まって、クルマ造りをしているんだろうな」
と感心したのを覚えています。
最近のコンパクトカーは、
フロントストラットのアッパーマウントを
ショックのシャフト部分だけで固定する構造が多いのですが、
MAZDA2はきちんと3点で固定されています。
ここだけを見ても、
他社が合理化してしまった部分で手を抜かず、
走りに効く部分にはしっかりコストを掛けて
造られていることが分かります。
それを証明するかのように、
進化型GRヤリスもボディーとショックアブソーバーの
締結ボルトを1本から3本へ変更しています。
特に15MBは、NDロードスターのエンジンと兄弟関係にある
ハイオク仕様の1.5リッターエンジンに、
専用ギヤ比の6速MTを組み合わせた
モータースポーツベース車です。
それでいて車内の質感も高く、
静粛性もコンパクトカーとしては十分以上。
僕が購入した当時は、当時は8%だったとはいえ
消費税込みで160万円を切っていました。
今考えても、異常と言っていいほど
コストパフォーマンスの高いクルマだったと思います。
軽量でボディーがしっかりしていて、
ステアリングを切ったときの応答性も良い。
コーナリングも素直で、
運転していて本当に楽しいクルマです。
走る場所や場面によっては、
NDロードスターにも負けないくらい気持ちよく走ってくれます。
しかも4ドアでタイヤや工具、荷物も積める。
サーキットやイベントへの遠征にも使いやすく、
普段乗りからスポーツ走行まで、
これほど幅広く使えるクルマはなかなかありません。
挙げればきりがないほど、
良いところがたくさんあります。
もちろんMAZDA2は長く販売されてきたクルマなので、
いつか終わりが来ることは分かっていましたが
このクルマの代わりになる存在が見えないまま
無くなってしまうことには、不安も感じます。
少し前の日産で、
しかも当時は日産Dの中の人として働いていた僕自身が、
同じような経験をしているからです。
当時人気のあったティーダをやめ、
キューブをやめ、
そしてマーチまで無くなりました。
それぞれに支持していた人がいて、
日産らしさを感じられるクルマだった。
しかし、車種が減るたびに、
乗っていたユーザーさんは次のクルマ選びに
困ることになりました。
そうしたクルマが一台ずつ姿を消した結果、
今の日産のラインナップには、どこか寂しさを感じます。
会社自体にも、以前のような勢いや活気を
感じることができなくなってしまいました。
僕自身もDEMIOがきっかけでMAZDA車に触れ、
今ではNDロードスターも大のお気に入りになりました。
だからこそ、MAZDAも同じような方向へ
進んでしまわないか。
MAZDA2の生産終了を知って、
そんなことを少し心配しています。
高価なクルマや大きなクルマだけではなく、
若い人が最初に手にできて、
運転する楽しさを知ることができるクルマ。
15MBは、まさにその役割を担える一台でした。
今回入荷した未使用車が、
当店にとって最後のMAZDA2 15MBになると思います。
最後だと思うと本当に残念ですが、
このクルマの良さを分かって、
大切に楽しんでくれる方のもとへ
送り出したいと思います。
ありがとう、MAZDA2/DEMIO。
最後に面白い動画を見つけたので、
YouTubeのリンクを貼っておきますね(笑)
これで176万円!? マツダ2 15MBの専用6MTと4気筒ハイオクチューンがヤバすぎる
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